![]() 漢方毒出しスープ | 漢方の理論がスープレシピに満載! |
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成田山新勝寺にお参りへ・・・

今年は新年早々から仕事があったので、やっと夫婦揃って伺うことができました。
やっぱりここにこないとね・・・と二人とも同じ気持ち。

毎年来るお正月の賑やかさとは違う景色でしたが、
心身が引き締まる感覚はいつもと同じ。
お参りをして、おみくじを引き、夫と今年の抱負を語り合う
無くてはならない時間です・・・

帰り道は参道の緩やかな坂をあがりながら、
いつも香りに誘われるのですが、毎年どえらい人でなかなか入る機会のない鰻屋さん
今回はすんなりと入れました!

近江屋さん、菊屋さんと並んで三軒あるお店のひとつのこちらへ・・・

鰻を店頭でさばいていらっしゃるのですが、鰻の身より下の桶にある骨に目がくぎ付け
アンチエイジングに効く補腎ができそう~~~

残念ながら骨を食べることはなく、上うな重をいただきました


肝吸いもね!
久しぶりの鰻、美味しかった~
鰻は気血を補うとされますが、ご存知の通り脂たっぷりなので
胃腸の弱い方や消化機能が低下しているときは、気血になる前に負担になります。
気血水(津液)を補う食材とされていても、
五臓六腑の機能が整っていてこそ、体内の気血水へと変えることができるので
消化に負担のかかるものは、
薬膳の効能とされることをそのまま鵜呑みにせず、
自分の五臓六腑の状態を考えて、食材のチョイスをすることが自分のための薬膳になると思います。
また調理法、食べる量や頻度もそれぞれの素体に合わせることが大切なポイントです。
美味しく食べたつもりでも、そのあとに胃もたれ、胸焼け
食べた後に眠くて眠くて仕方がない・・・などは、
『消化能力に見合っていないお食事だったよ~』と、カラダが知らせてくれているサインですから。
昔、胃腸を壊したとき
中国人の先生は気を補うためにお肉を食べなさいと言ってくれたのですが、
食べると胃もたれがひどくなり、全身症状までダウンした経験があります。
気血生化の源である“脾”の運化の働きが弱っているときは、
自分の消化能力にあった物で気血を補うことが本当に大切だと痛感しました。
食材の効能も大切ですが、いつも中心は“人”です。
そのために人の身体をみる中医学の理論が薬膳にはあります。
なぜか参道に何軒もある漢方薬局
このキャッチ、おもしろ~い

確かに、
杞菊地黄丸は肝腎陰虚による目の症状に有効な漢方薬ですからね~
“肝腎同源”とは、“精血同源”
肝腎の弱り、血の不足は、かすみ目、目がゴロゴロする異物感などの
目の症状を引き起こすとされますので。
こちらの漢方薬局には昔使われていた漢方薬を作るための道具がDisplayされていました。
江戸時代くらいまでは使われていたんでしょうね・・・

来週の薬膳教室で使うある食薬も購入してきました!
『使える生薬Ⅰ』ご参加の皆さまに、身近にある“食べるお薬”の食薬
楽しく、美味しい薬膳料理とともにお伝えしますね~

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