今日は薬日本堂漢方スクールで漢方養生指導士養成講座 初級クラス2回目の講義を担当
養生総論のテキストからスタート
「養生思想の成り立ち」のサブキャッチは
“西の医聖ヒポクラテスと東の医聖 扁鵲”
ともに医学を迷信や呪術から切り離して「臨床」へと発展させた紀元前400年代の医聖
ヒポクラテスは西洋医学の父
扁鵲は伝説上の名医ですが…
巫→ 醫→医
医学をあらわす漢字にもその背景がうかがえます
「医」は悪霊を祓う矢を置く場所=匸を表すらしいので。
私が子供の頃、近所に醫院という漢字が使われていた外科がまだありました。
(何歳やねん!笑)
子供ながらに何か難しさと少し怖い印象の字
…と思った記憶がずっと残っています
そこで足を5針縫ってもらった思い出とともに。
「醫」は医の旧字体で、
「酉」は百薬の長であるお酒を入れていたツボのようなものを表しています。
薬用酒を漬けていたツボで、
それを治療に使った人=医者をあらわす字になったようです。
中医学も古代の自然哲学から派生し
中基礎理論が確立される前にも後にも数千年単位の時間が流れています。
そして今この日本でも漢方の生理学として「気血水のはたらき」から学んでいきます。
医学の理論として。
難しくても養生にも活用できる理論なので覚えるチャレンジを!
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