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2022年1月11日

ハレとケの日のチャプチェ

レッスンで紹介した「ハレの日のチャプチェ」と「ケの日のチャプチェ」

 

陰陽五行説の五色は(青・赤・黄・白・黒)五臓に対応し各臓腑を養う色

その五色の食材と牛肉を一つ一つ味付けして作るハレの日のチャプチェ

 

 

 

それに対して、

日々のおかず感覚で一つのフライパンで完成させる豚肉と茸の塩チャプチェ

 

 

 

ハレの日のチャプチェは、
すべて合わせた時に自分の舌を信じで調節が秘訣とお伝えしました。
天盛りする卵のコミョンも必須!

 

 

 

いずれもレッスンではコロナ対策でお一人ずつのお皿に盛り付けでした。

 

 

ケの日のチャプチェは、
食材の引き算をしながらも美味しくガッツリ食べられる味付けがポイント!

 

 

 

サムゲタンも人気ですが、

みんなチャプチェも好きな韓国料理だな〜といつも思います。

ケの日のチャプチェの方が復習率高かったので、引き算は正解でした。

 

 

チャプチェの麺(タンミョンと言います)が中途半端に余ったら、お鍋に入れてマロニー的に食べるのも美味しいですよ!

 

 

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2022年1月11日

簡単サムゲタンと韓流おもてなし料理

2022年のスタートは、
『簡単サムゲタン&韓流おもてなし料理』で食卓を彩りました。

 

 

 

よく「簡単」が冠についたサムゲタンを目にすると思うのですが、私は意味を持って表記をしています。

 

 

まず丸鶏を使わないということで「簡単」
これが「簡単」な理由はきっとどれも同じでしょう。

 

 

丸鶏は下処理さえできれば難しくないのですが、
・入手
・量的なこと
・丸鶏さわれない…

など、生徒さんたちからハードルが高くなる理由を長年お聞きしています。

 

 

私は一人分の蔘鶏湯でよく使われる大きさ(約600g)の丸鶏がブラジル産をはじめ、ほぼ外国産なので冷凍はまだしも、ホルモン剤とかが心配で絶対使いません。

 

 

作るとしても、
長年お付き合いのある信濃屋さんの国産で一度も冷凍されていない中ヒナを使います。
1kgくらいはあるので、一人で丸鶏の蔘鶏湯を食べるのには大きいよね。

 

 

 

そして漢字ではなく、
カタカナで「サムゲタン」と表記するときは、本来必ず入る高麗人蔘を入れていないためです。

 

 

蔘鶏湯の「蔘」は高麗人蔘を指すので、
入れない時はカタカナ表記にしています。

 

 

本来は生の高麗人蔘をはじめ、
滋養作用があり気血を補う食材、食薬を丸鶏に詰めるのが蔘鶏湯
なので、日本では入手しにくい生の高麗人蔘をいれない時は「サムゲタン」とカタカナで書き、高麗人蔘の字がないように表記で区別しています。

 

 

 

 

高麗人蔘を入れない代わりに、
身近にある食薬や薬膳食材をくわえて、骨付き鶏もも肉、もち米を含むと10種類くらいは入る簡単サムゲタンです。

 

 

 

 

〆の薬膳粥がまた美味しくて、毎年大好評です!

 

 

 

 

今年は生の高麗人蔘も入手できるようになったので「高麗人蔘のフリット」も味わって頂きました!
高麗人蔘の細い根にもしっかりとした薬効があるので、
大粒の棗に高麗人蔘の根、滋養作用のある松の実などを詰めて棗のフリットに。

 

 

 



これも毎回「美味しい~」とお声が上がる韓国薬膳の一つです。
今年の『薬膳始め』にふさわしいレッスンだったでしょう!

今週は週末から『薬膳とは』を開催します。
ご参加の皆様、お待ちしております。

 

 

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