お篭り生活も悠に一ヶ月を超え、週に2回食材の買い出しに行く以外ずっと家にいる生活。
GWが明けるまでの我慢…
という思いでのお篭りも先行き不穏
そんな気持ちを払拭するように、毎日ひたすら料理。
こんな生活の中でも、
生徒さんから私の本や薬膳Salonのレッスンレシピを作っています!と嬉しいお便りをいただいて励みになっています。
レッスンでお会いできない間
新レッスンのレシピ作り、自由研究とともに
料理家としてSNSやこのblogで簡単レシピ、料理のヒントになることをお伝えし続けて行こうと思っています。
今回ご紹介するのは、『自家製 土佐酢』
薬膳Salonで数回ご紹介していますが、本にも載せていないので気づかれにくい(笑)
でもレッスンで毎回皆さんが美味しい~!と言ってくださいます。
どの料理に使ったかというと…
↑イクラが乗っかているご馳走大根おろしの方です
ホタテのおろし和え、覚えていますか?
『自家製 土佐酢』
本当は教えたくないんだけど(笑)
薬膳Salonのメンバー様
blogをいつもごらんくださっている皆様
お篭りご飯に生かしてください!
【材料】
酢…大さじ5
みりん…大さじ2
砂糖…小さじ2
醤油… 大さじ3
和風出汁(昆布、鰹)…100cc
鰹節…10~12g(下記写真参照)
※昆布…適量(下記写真参照)
【作り方】
鍋に酢、みりん、砂糖を入れて煮立てたら(砂糖が溶けたらくらいでOK)
醤油、和風出汁を入れる。
再度、煮立ったら鰹節を入れて火を止める←追い鰹です!
厚削りのものが旨味がよく出るのでオススメ
10~12gの幅を持たせていますが、和風出汁の鰹の濃さで調節を。
12g入れると、しっかりとしたお味にになります。
約30分ほど置いて漉しましょう。
※容器に保存時に昆布を入れると旨みが増すので必ず入れてください↓
昆布の量はこれを2枚くらい↑
できれば、翌日以降でお使いになってください。
出来上がった直後と昆布を入れた旨味が出た翌日では、かなりお味に変化が出ますよ!
容器の蓋はしっかり冷めてから閉めてくださいね。
冷蔵保存で1ヶ月は持ちます。
大根おろしに醤油やポン酢もいいですが、
自家製の土佐酢を使えば、大根おろしがご馳走になりますよ!
どんな料理に使えるかと言うと、
今のなら、うるい等をサッと茹でて自家製土佐酢をかけると、春を感じる副菜になります。
ちょっとご馳走感を出したい時は、
こんな風にしても…
この写真は「貝とうるいの土佐酢がけ」
これ、貝の盛り合わせのパックと、うるいと合わせただけ
うるい以外でも、合うと思うの旬の野菜を組み合わせるとおかず度やおつまみ度も上がります。
貝にかけて、お皿に流れ落ちる土佐酢をうるいが受け止めて無駄がないので、旬の野菜や海藻と貝を一緒に盛り合わせてみてください。
もちろん、貝なしで野菜だけでもOK
どちらかと言うと、我が家も野菜だけの方が多い!(笑)
野菜のお浸しにかけると、
醤油よりランクアップするので常備しておくとホント便利です!
忍ばせた昆布のお陰で、1週間~2週間~と段々美味しくなりますよ。
市販の柚子酢を加えたりしても味にバリエーションができます。
柚子の風味で体内の気の巡りも良くなるので、この春のお篭り生活にはいいね。
薬膳Salonの自家製土佐酢
次回も活用法をご紹介します!