有り余る時間…
今日は韓国の緑茶について調べてみた。
韓国は茶葉の収穫が1年に3〜4回が可能
その収穫時期により緑茶の分類がある。
雨前、細雀、中雀、大雀の4種類の緑茶があり、
雨前は二十四節気の穀雨(新暦4月20日頃)前に採葉した茶葉で作られたお茶。
早春に摘んだ茶葉で作られたこのお茶は「初物茶」とも言うそうです。
いちばん軟らかい茶葉で作るので、味もまろやかで軟らかいのが特徴。
生産量が非常に少ないため最も高級で、いちばん美味しいお茶だとされます。
細雀は穀雨と立夏(太陽暦5月6日頃)の間に収穫したお茶。
葉が開きききっていない茶葉で、
雀の舌に似ていることから「雀舌茶」とも呼ばれます。
若い芽だけで作った細雀は、深くコクのある味わいを感じることができる。
中雀は立夏(新暦5月6日)から5月中旬頃に収穫される茶葉。
飲み初めは緑茶固有の味わいを感じ、後からくる心地よい渋みが魅力的とのこと。
細雀よりは価格はリーズナブルだが、
味は細雀よりそれほど落ちない魅力的なお茶と言える。
大雀は5月末までに収穫した茶葉で作られる。
葉っぱが大きく、渋みが強いお茶になるため、
緑茶として飲むより、緑茶味の飲料やケーキ、また料理で臭味を取り除くのに使われるそう。
今日味わった韓国緑茶は全羅南道 宝城の다도락(茶道楽)の中雀
茶荷に入れた茶葉から素晴らしく良い香りがして、驚くほどだった。
味もしっかりしていて、
緑茶のうま味、心地よい渋みがあって、とても美味しい。
茶葉を見てみると、小さく柔らかい若芽
茶殻も美しく、なんだか美味しそう♡
実は昨年 11月に、この緑茶を作っている다도락(茶道楽)に行って来ました。
全羅南道 宝城にある다도락の美しい茶畑
茶道楽へ連れて行ってくださったのは、
全羅南道道庁 観光課にいらした곽チーム長で
百種類以上のお茶を作られている다도락の조현곤先生をご紹介してくださいました。
茶畑ではまだ花が咲いていて、
조현곤先生から茶の木と花は親子
これは親子の出会いだよと素敵なお話をきかせていただきました。
조현곤先生の作られたお茶は欲しいものばかり!
両手いっぱいに持っていたら、곽チーム長がプレゼントしてくださいました。
その中のひとつが今日ご紹介した中雀です。
レッスンを再開したら、
薬膳Salonの生徒の皆さまにお淹れしますね。
東京の自粛要請が出て、不安な週末かと思いますが、心落ち着く時間を過ごしてくださいね。
薬膳Salonの今後のご案内は、来週以降にしようと思っています。